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徳島阿波おどり最終日、日中は観光で忙しかった
そして夜、本番がスタート!
2015年徳島阿波おどり、4日にわたる祭りの最終日です!
徳島や踊りの様子が中心だった初日とは趣向を変えて、印象に残ったことを中心に書いてみます。おまけで翌朝散歩した市内の写真を添えてみる。
娯座留の華、白半被の皆さん…この日は人の写真がこれしかありましぇーん
【人・人・人】
徳島阿波おどりはお客さんの多さでも有名です(wikipediaによると人口万の徳島市に観客は4日で万人!)。
そんなイベントが最終日ともなれば当然大混雑
しかもこの日は土曜日(徳島は日付固定で年により開催曜日が変わる)。祭りの熱気最高潮&翌日休みで最も行きやすい曜日が重なっていて、この日の市内は人だらけ!
…祭り終盤に人満載の両国橋を渡った時は橋が上下に揺れていました
揺れてた橋…連日お疲れ様でした
お客さんが溢れる通りは移動や太鼓の打ち方に気を使いますが、そのストレスを補って余る賑やかさ
来年は金-月曜日で前半3日が週末補正、月曜が最終日補正でバランスよく盛り上がるかなーなんて早くもそんなことを考えてしまいます。
【一度きりの本番】
二日目は初日に比べ気持ちにゆとりが出来て、娯座留の連員さんたちともそこそこ話ができました
びっくりしたのが娯座留は本番が徳島一本という話阿波おどりが好きでたまらない、そんな連が一度の本番のために一年待つわけだから、かなりストイックだ。唯一の本番でキッチリお客さんを盛り上げる踊りを仕上げているのは凄いなー。本番に出ることへの意識の高さは見習いたいもんです
市内を歩くとやたら見るコインパーキングの看板。徳島ローカルの企業だそうだ。
【親子で娯座留】
娯座留には「親子で娯座留」なる踊り手部隊があり、黒と橙の半被が格好いいお母様方とお子さんが20人くらい?参加しています
親子で娯座留はひとまとまりになって踊ります。阿波おどりの隊列を見ていると、大人と子供は分かれてることが多いので珍しいような?
親子が近だと両者とも安心して踊れるのんじゃなかろうか
移動中、親が小さい子の手を引いて歩くのも安心ですね。たまきはちびっ子が多いので手を繋いで移動は良いかも!
市役所近くの公園に撮影用のひな壇があり、初日に写真を撮ってもらった。
【わっしょーい!】
ピッピッピリッピッピッピリッピピッピッピリッピわっしょーい
演舞前の待機時間、どこかの学生連?がホイッスルをけたたましく鳴らしジャンプ押しくら饅頭のようなパフォーマンスを延々やっている
遠巻きに眺める娯座留の面々は子供も静か。「うちは上品だから、ああいうのはやらないんだー」と、冗談めかして言う連員さんの後ろで拳を掲げて跳び上がる浜さん(わっしょーい!)…学生時代の血が騒ぐんだそうな…浜さん
わっしょいの現場も翌朝は静か
【娯座留の情熱】
「うちの連はお客さんをどれだけ踊らせられたかに情熱燃やしてるフシがあるからな~」
前日の輪踊りがとても楽しかったと、娯座留の青年に話した際の返事。
たしかに昨日の熱気を肌で感じたら、その発言も納得です。個人や連からもうひと回り視野を広くした目標があるのは素敵だな~
たまきの音は踊りやすいと定評のようだし、にわか踊り呼び込み数に情熱、燃やしてみたいー
有料桟敷席の解体が始まっていました
【交換留学】
娯座留に入れてもらった時間はとても短いのだけれど、凄く楽しかったし、勉強になることが色々あったという話を大太鼓のお兄さんにしたところ「勉強になるとこなんてありました」なんて驚いていました。
ある人の常識が、他人からすると目からウロコというのはよくある話で、今回の娯座留での経験は本当にカルチャーショックの連続
と、いうことは逆もまた真なりで、娯座留の連員さんがたまきに混ざったら、同じような発見があるのかもしれない。
東京と徳島で距離は遠いけれど、仲良くしている連どうし、もっと交流が出来たら双方にとって良いことだろうな~と思いました
例えば娯座留の人が何かの用で東京に出てきた時、上京ついでにたまきの練習に参加してもらうことは出来ないだろうか?
また東京の阿波おどり大会に、今回とは逆でたまきの衣装で出ることとか…ちょっとワクワクしてきませんか
無料桟敷を車が突っ切る道端に残ったゴミを片付ける人をけっこう見ました。
【祭終わる】
二日目も終盤。前日同様通りを流して集合場所に戻ります。
最後まで一緒に加わっていたかったが、借りた衣装を返さなくてはならず、後ろ髪を引かれながらホテルに戻った!
着替えて集合場所へ行くと、連は解散したあとだった。祭りは終わったのだ…!
残っている人たちにお礼を言ったり、浜さんの息子を肩車したりして名残惜しく時間を潰し、昨日と同じ呑兵衛で打ち上げ
今日は途中で浜さんが加わって、阿波おどりの話が熱~く繰り広げられたのでした。
徳島名物フィッシュカツ!…しかし碌な写真がねーな。
【おわりに】
そんなこんなで2015年徳島阿波おどり珍道中は無事幕を閉じたのでした
帰るまでが遠足の論法に則れば、呑兵衛を出た後も更に色~々報告したくなる話はあるのです。
が、いい加減長いですし、そこはゴシップが好きな方々の場外プレーに委ねましょう。
阿波おどりシーズンまっただ中で優先順位を下げねばならなかったとはいえ、2ヶ月もかかってしまいました。
ただ、自分で言うのもなんですが、2ヶ月たっても色々覚えているなーと…きっと中身が充実していたからでしょうねー
徳島、来年はぜひ皆で行きましょーう
ミズノ