2015年徳島阿波おどり記事リンク 上陸編 邂逅編 演舞編 観光編 終演編
四国徳島に降りたち、生重郎さんとの再会を果たした一同
夕方までの時間を慌ただしく過ごし、徳島でお世話になる娯座留と合流しました!開演待ったなし!
【出陣で娯座留!】
集合場所に稲津連長が到着。足を怪我されていて松葉杖で参戦するって…なん…だと…
連長のお話が始まると、一年ぶりのお祭りに浮かれた連員一同、大人も子供も皆ピタッと話をやめて連長の方を向き話を聞きます
今回の遠征で、たまきも見習いたいな!と思うこと、幾つもありましたがまずはこの、話を聞く姿勢!統率感があって格好良くすらあるこれくらい出来ると素敵だけど…人に言う前に自分だよなあ…(話し中に道具片付けたり…しょっちゅうっ)。
お話が終わると鳴り物の音合わせ
これが娯座留の音!各パートたまきの倍くらいの人数でとても賑やか!
大太鼓、同じだと思って気を抜いてたらリズムが違ってよくわからなかった…後でやり方を聞いたら二拍子ならズレないから楽しいようにやったらええ優しいお言葉。けど覚えて帰らせて頂きますッ
今日は娯座留の他に純水連(後藤田正純さんと水野真紀さんが所属)、海峡連(明石が本拠地)が加わった合同連。
隊列を組むと再びの音、そして流し踊りが始まりました!熱い夜のはじまりだ~~
参考の地図を一応
【流せアーケード】
流し踊りが進む細い路地の向かう先は大きなアーケード通り。
集合場所からのスタートで路地の人はまばらですが、踊りも鳴り物もビシッと演舞。道沿いにちらほらいるお客さんも笑顔
連は広くて立派なアーケードに入ります(高円寺のパル商店街はここがモデルという話を聞いたが本当か?)。
買い物客も見物も多く、踊りもいっそう盛り上がる。お客さんは踊りを見る見ないに関わらずゆったりしていて、阿波おどりがあって当然といった風なのは本場独特の空気アーケードのY字路を左に進み、最初の流しが終了。
こんなとこですアーケード(帰る日の早朝撮影)
こんなところも。道幅広い
【祭り会場へ】
流し終えると、若い踊り手さんらが鳴り物の方へサーッと集まり…大太鼓をどこから持ちだしたかキャリーカートにセットしてガラガラ~と移動!鉦や太鼓の移動が踊り手の仕事
へーえと思いつつ、カートの数が足りないため大太鼓を担いで移動していましたが…なるほど…ハァハァ…徳島は演舞場間の移動がとても長いのだッッ!
だからカート移動なのねぇ…ある程度頑張ってみたものの、じきに青年踊り手さんの「持ちます!」という爽やかなご好意に甘えてしまった…超助かりましたm(_ _)m
さて、連の移動は五叉路ぽいとこ(両国交差点?)を抜け、両国橋の中間あたりでストップ。次はどうやら有料桟敷で踊るようだ。橋には待機する連がたくさんいて、応援に来た知人との談笑や小規模な踊りが始まったり、夕焼け空の下のどかな活気がとても和む
これが交差点のあたりかな?よく覚えてニャー
【初桟敷と娯座留の踊り】
南内町演舞場…これが徳島の有料桟敷!長くて段々が多くて立派!お客さんもたくさんだー!
日中はどぎつく感じた提灯の赤と黄色も暗くなりだすと賑やかでと良い感じ
鳴り物は少し進んだ位置について待ち…前の連が過ぎたら…演舞スタート!!
徳島での初桟敷は初めてじっくり見る娯座留の踊りに釘付けでした
いやあ~踊りが綺麗なのは勿論なのだけど、何が良いって笑顔ですよ!え・が・お!!
本当にいい笑顔ってのは、眺めていると楽しいうえこっち向いてくれーーって気分にまでなるものですね。テンション高く声張り上げるお客さんの姿も納得です!
踊りも自然でやわらか~い風なのだけど揃ってんだ。すごいわ。団扇さばきも綺麗。
おや、そんな中に知った顔が…連長、めっちゃ楽しんでるーー
【輪踊り】
初日は有料桟敷を何本かと、交差点での輪踊りがあって、この輪踊りがまた楽しかった。
場所は上でチラッと出た交差点!ここは「おどり広場」と呼ばれる会場。
連が順番で踊りを披露する場所が何箇所もあり、踊り手とお客さんと音とがごった返して熱気ムンムン
早朝は広々としたこの交差点が
こんなで
こんなで
こーんなですよ!
この交差点のどまんなかで娯座留をはじめ踊り手の面々が大きな輪をつくり中央を向いて座ります。
鳴り物はその少し外で固まってスタンバイ。輪踊りってほんとに輪になるんですね…輪の囲むようにお客さんも続々
鉦の音で演舞開始です
正面がハッキリした組踊りと違い色々なところから踊り手が輪の中に加わったり出て行ったり変化に富んでいて面白い。
踊り手の弾ける笑顔は、お客さんとの一体感もあってか一段と輝いて見えます。
娯座留から始まって全ての連がひと通り演舞を終えると、踊り手とお客さんが入り乱れての踊り
見る阿呆を踊らせようと、皆かなり積極的にお客さんを引っ張り込みます。
鳴り物の一部も音を止めて周りのお客さんに声掛け…!その甲斐もあってか、かなりの人数が加わり盛り上がりは最高潮
鉦が止まって終了…?(カカンカカンカカン)まだでしたー!えーー!というのを3回くらい。
いたずらっぽくリードする稲津連長と再開するたびワタワタと楽しく踊らされるお客さん。これも見ていて楽しかった
お客さんまで躍らせるには、やっぱり自分たちが楽しく踊って、周りのお客さんに(楽しそう!一緒に踊りたい!)と思ってもらえることが肝なんでしょうね~。もちろん声をかけたりする積極性もいるとは思いますが…。
たまきはゆったり踊りやすい音をウリにしているのだから、誰でも踊り込める雰囲気が作れると素敵だな~なんてことを思いました。
【流しで始まり流しで終わる】
最後の輪踊りを終え、時刻は22時くらい(徳島の阿波おどりは18時から22時半まで!)。
初日に予定していた演舞が終了。まだあちこちから音が聞こえていますが、集合場所に戻って解散します。
なんと帰りもアーケードを流す!
お店は閉まって、人もいない商店街を賑やかに帰ります
ひっそり静まっただけ鳴り物の音が大きく聞こえる。年に一度のお祭りとはいえ凄いなー。
集合場所に戻り稲津連長のお話などがあり解散。
ホテルで道具の片付けと着替えを済ませ、連長らの行きつけの店で打ち上げ
場所は『のん兵衛』という居酒屋さん。福ちゃんは(実は)踊りには出ず序盤のサポートを終えて、先に飲んでました。
徳島シャイコウ!!
このお店、ご主人が勢いのある人で関西弁で誰彼構わずバンバンまくし立てるので連長は大喜びだ、細木さんは関西の血を沸き立たせるし終始賑やかで面白かった(傍観者目線)。
すだち●サワーおいし
たまき串と名付けて今後は贔屓にしていく所存
お店を出て年寄り達を見送り、細木さんと徳島ラーメンを食べて帰りました。中華風すき焼き麺てなものか
ホテルに着いて今日は一日うんぬんかんぬん…などと思う間もなく爆睡
つづきます!