7月25、26日に小金井阿波おどりが実施されました
たまきは両日60名の参加。ホーム開催のイベントなこともあり大勢ですね!
そっれにしても!二日とも身体が溶けそうなほどよく晴れましたッッ
雨の心配など一瞬たりともせず、踊りに専念できたのは本当に恵まれたことです(汗)!
そんな暑い熱い二日間を振り返ってみましょう…長くなりそうですが地元だし良いよね(謎理論)
初日夕刻、たまきは17時に南口ロータリー集合。
18時の演舞開始からするとだいぶ早いですこの時間だと他の連はあまり見かけません。
街は普段通りの落ち着いた雰囲気…ここでホントにお祭りがあるの?という気すらします。よく見れば阿波でおなじみボンボリ灯(正式名は何なんだろう?)があったりするんですけどね。子供たちは大はしゃぎ
いつもお世話になっているカメラマンさんに記念写真を撮って頂き、一部の連員は移動します
高架をくぐり小金井街道を数分北へ。おいしい海鮮を食べさせてくれる居酒屋さん『魚やの台所』に向かいます。本番直前に腹ごしらえ…?違います普段からたまきを応援して頂いているご恩を踊りでお返しする「門付け」をするんですねー
小金井街道の交通規制が始まる17時半を待って、踊りスタートお店のご主人やスタッフさん達、常連客の方々、軒を連ねてるお店の方々、そして道行く足を止めてくださる人達をギャラリーに数分間の演舞。
魚やさん、練習後飲みに行くことがありますが、丁寧な仕事ぶりでお魚は勿論お通しまで美味い日本酒も色々取り揃えていて詳しくなくてもオススメを選んでくれます。お昼はリーズナブルに海鮮丼が楽しめますとても良い店なので、行ったことない人はぜひご利用してみてください(非ステマ)連員さんは実際お世話になると門付けの気合も一段と上がりますよ~?
門付けが終わり北口ロータリーで再集結、開会式をすぐ横から見ます。
たまきは去年の小金井で優勝したため、開会セレモニーの優勝旗返還から北口ロータリーの演舞番手をやらせてもらえます。さようなら優勝旗…再び我らが手中に収まる日はいづこ…
ここで小金井阿波おどりの4箇所の演舞場について!
1.北口駅前広場(北口ロータリーとも呼びます)
組踊り(舞台用の構成による演舞)会場。スペースが広く様々な表現で連のこと全部見せちゃうゾ☆的な場所。
2.小金井街道北口
小金井街道を北へと流します。両脇にお客さんがたくさんで、距離もあるため壮観。女踊りの某嬢は腕を上げ続けるのが大変と嘆いてましたが、個人的には好き。
3.Musako通り(←なんで英字なんでしょうね)
北口にある商店街。道幅が狭く、お客さんとの距離がとても近い!連のエッセンスをギュッと詰めた輪踊りをやります。
4.南口駅前広場(南口ロータリー)
ロータリーをぐるっと流します。外側は建物の上やらしたやら沢山の客さんが立体的に観賞
演舞に流しと見せ方が多彩なのがウリですかねー!
さあ!そんなわけで初っ端から前回優勝の肩書付きで全部見せちゃうゾ☆な緊張すべきシーンではあるのですが、実際はそんな緊張どこ吹く風…なぜか?
四宮生重郎さんが駆けつけてくださったからです!!
徳島の娯座留連で連長をされていた、阿波おどりの生き字引とでもいうような、とびきりすごーい方!
たまきとは懇意にして頂いていて、小金井に参加するため徳島からお越しくださいました
号砲とともに第37回小金井阿波おどり大会が始まりました組踊りは四宮さんのソロからスタート。
いやあ…良いですね。背中に負った蝶のような舞い。太鼓打ちながらも目は釘付けです四宮さんと一緒に演れる二日間を目一杯楽しもう!そんな気持ちが湧いてきます
組踊りが終わり、流し踊り待機場所へ移動。冷たくて美味しい麦茶で喉を潤し一息つくと祭りが始まった実感が遅れてじわじわと…。賑やかな音と暮れていく空。皆楽しそうにしていてホントに良い雰囲気です
南口ロータリーは流し踊り。流し終えての演舞を今年は子供達が担当してます
顔を団扇で隠しての再入場がマセていて格好良い手首が返るたびに団扇が赤!黒!ときらめくのも素敵です。現在たまきの主力部隊であるちびっこ達のリーダーとして頼もしい限りですね。…おにぎりがどうとかいう伝説が生まれたそうですがそれはまた別の話。
小金井街道北口も流し踊り。ここは沿道にシートで一夜城(違)を構えて兵站も万全に応援してくださる方が多い場所です。ハイテンションな酔っぱらい方々の声援は、応援団カルテットの一角として貴重な存在今回も力をもらいました(ちなみにカルテットの残りは子供・お年寄り・綺麗な女性です…たまきの公式見解ではありません)!!
上記プラスMusako輪踊り、南口ロータリーを終えたあと総踊り
進行によっては時間が殆ど無く尻切れトンボの不完全燃焼で終わることもありますが、この日はたっぷり15分他の連とお客さんとでぐちゃぐちゃになりながら全力で通したら死ぬかと思いました
初日終了!熱気冷めやらぬ中、四宮さんのお話を聞き解散。
お疲れ様でしたーーー!!
って言うと思った?
祭りの醍醐味、NO☆MI☆KAIが当然初日からありました。
このためにやってると言っても過言ではないよねー!しかもこの日は遅れてきたゲストも参戦
去年までのたまきをご存じの方なら、頭抜けて楽しそうに踊り狂っている奴踊りがいたことを記憶なさっている方もいることでしょう。当ブログの更新もやっていた阿波おどり大好き男。昨年末実家帰りを余儀なくされた悲劇の男、カワテの兄貴が22時に到着!急な仕事で初日が無理になってしまったのですが、二日目出られるだけでも良かった!!
そんで懐かしくわちゃわちゃやっていて帰宅したら…ささ…さんじううおー明日も頑張るぞーーーー!
翌日も太陽全ッ開
暑いけど、連日の祭りで悪天候だと地味に嫌な洗濯の気苦労がないのは助かる!
二日目も17時集合で門付けから開始。皆、初日を終えて余裕ができたのか、前日よりゆったりと自然体で踊っているような?四宮さんも移動があった前日よりたくさん踊ってくださってました連長と並んで、踊る様子は砕けた良い雰囲気で、後ろから見ていても格好良かった
カワテさんは組踊りの構成を即覚えて加わったり、大きな声を出したり、水を得た魚のようにイキイキ!!もう小金井戻ってきなよ…
この日の個人的なハイライトはスケジュール最後のMusako通りとそこからのフィナーレ
当初は最後の輪踊りをやって、そのまま総踊りか~と思っていたのが、始まってみると何故か流し踊り
時間に余裕があったから?10分以上かけて人のひしめく通りを流しました!会場も最後らしい熱を帯びる中、お客さんとぶつかりそうな距離の流しは何にも増して楽しいものです
流し終えての子供たちの演舞は、通りの端の暗い一角で周囲の賑やかさとは裏腹に落ち着いた雰囲気でした。黒衣を纏いし闇の眷属たまきっ子達にはまさにお誂え向きな舞台(冗談です)!
演舞を終え、そのまま小金井街道を北に流していくと…なんと反対から南下してくる数連の総踊り組が編隊を組みながら近づく両者、戦場のようだ!このままではぶつかるどうするたまき
まぁ当然なんですが脇によけてUターンし総踊り組に合流しました
それであとは全て出す勢いで乱舞!連の後ろには飛び入りのお客さん達が大勢!
僕はお客さん達とむさし南連の青年二人と共演させて頂きました。楽しかったですねありがとうございました。
片付けやなんやを済ませて打ち上げ!酒がUMAAAAAAAAI!
もうみんなニッコニコでしゃべりまくってます。踊りもその笑顔でいきましょう
真面目な話あり、お馬鹿な話おおあり、四宮さんが音楽で急遽踊り出したり、むちゃんこ濃密な、それだけにあっという間に過ぎた至極の時間でした。いやぁ、飲み会って本当にいいものですね~(水野違い)。
こうして二日にわたる地元での阿波おどり、楽しく無事に終えることができました
暑いなか阿波おどりを見に来て、声援や笑顔を送ってくれた皆様。大会実行委員会やスタッフの方々。魚やの台所の皆様。参加連の皆様。遠くからお越しくださった四宮さん。様々なサポートを快く引き受けてくださったご家族の皆様。そしてたまきの連員方々。
様々な人達の熱意があって、小金井阿波おどりは37回も続いてきているのだと考えると、ほんとうに有難いことですね。すべての人に感謝です。そして連としてはより良いものを披露できるように頑張っていきましょう。二日間、本当にお疲れ様でした!
水野