DVD「阿波DANCE」観ちゃいました

こんばんわ ブログ番 ミタニですやや欠け月
映画の阿波踊り関連作品といえば、やっぱり「眉山」と「阿波DANCE」ですよね。
「眉山」は阿波踊りを始める以前に観ていたんですけど、「阿波DANCE」は”阿波踊りとHIPHOPの融合”というキーワードを先に聞いていたので、なんだか遠ざかっていました。
しかし、TSUTAYAの旧作100円キャンペーンも後押しして、ついに数日前に観てしまいました。
ストーリーは、東京育ちでHIPHOPダンスの達人でもある女子高生(榮倉奈々)が、両親の離婚とともに母親の実家のある徳島県鳴門市にやってきて、はじめは興味もやる気も起きなかった阿波踊りや周囲の人々と触れ合ううちに、ひたむきに何かに打ち込むことの大切さに気づいていくというもの。
感想としては、阿波踊りのシーンが少なく、阿波踊りの魅力が伝わりづらいかな?と思いました。
ただその中においても、伝説の踊り手(高橋克実)が上手く踊ることや伝統を受け継ぐ事にこだわる息子に対して放つ”何が伝統や!お前はなんも分かっておらん”の言葉や、主人公のおじいちゃん(笑福亭松之助)が主人公に諭す”「阿呆になる」とは何も考えず、ただ全てを受け入れて夢中になることじゃないか?”の言葉は、阿波踊りをやる者へのメッセージにも感じました。
阿波踊りとは、いわゆる伝統芸能のように守られるべきものとして存在しているのではなく、「阿呆になれる」(夢中になれる)一つの形として存在していて、それだから400年間も続いているのかな~と感じました。 
この映画は、”阿波踊りとHIPHOPとの融合”をテーマにはしていましたが、とかく理屈や理由を探して、それが見当たらないと何もやらない現代人に対して、喝を入れてくれるメッセージに溢れていましたexclamation×2
是非ご覧くださいわーい(嬉しい顔)

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