男踊りを踊ってみよう!

内容と目的

たまきで男踊りを踊る際に気をつけるポイントや練習の方法などをまとめています。
阿波おどりを始めたばかりで踊り方がわからない方や、踊りを説明する際の参考に使ってください。

 

基礎の基礎

阿波おどりを踊るうえで最初の一歩に関して説明します。

「手を上げて、足を運べば阿波おどり」

という阿波おどりの言葉がありますが、とりあえず踊りたいと思ったら以下の通りにやれば達成です。

  1. 手の指を伸ばして、両腕を上げます。
  2. 音楽のリズムにあわせて身体を上下に揺らします。
  3. リズムにあわせて最初に右腕・右脚、次に左腕・左脚を前に出し、前進します。
  4. 笑顔が大事!掛け声は「ヤットサー」「ヤットヤット」。

 

音楽がない場合は youtube などで検索してみてください(以下一例)。

簡単ですね!次からはより上手に、美しく踊るためのコツを解説します。

 

初級編

初級編ではたまきの「基礎練習」というメニューに沿って下半身、上半身の注意点を説明します。

 

基礎練習:下半身編

 

阿波おどりは下半身が大事!

阿波おどりというと優雅に動く腕や手を見てしまいますが、上半身がうまく踊れてもそれを支える下半身がしっかりしていないと安定しません。
ある有名な連では、脚だけしか練習させない期間を毎年作るメニューでやっているなんて話もあるほどです。

そのため下半身の動きがうまくいっていないと感じるうちは、下半身だけ集中して練習するのもオススメです。

 

屈伸をする

まずは立ち方です。足を直角に開いてください。かかとは握りこぶしひとつ分あけます。
膝を軽く曲げてダイヤ(ひし形)の形をつくります。上半身は前に少し倒します。
リズムに合わせて身体を上下にゆすってください。身体を上に動かす時はかかとが浮くようにしてみましょう。

続けていくと脚がつかれてくると思います。基礎練習は踊るための体力づくりにもなるので頑張りましょう!

足は直角でかかとを少し離す

脚がダイヤのような形になるように

 

 

足踏みをする

屈伸運動の次は脚だけ踊ってみましょう。

リズムにあわせて右・左と脚を前に出します。つま先を地面にちょっと付けてから、足全体を下ろします。
コツは脚を前に出すというより、足先を後ろにしっかり蹴り上げて、つま先から地面に下ろすイメージです。
そのようにすると後ろから見た時も綺麗な脚運びになります。

つま先から着地

お尻に付くくらいなんて言い方も

 

 

基礎練習:上半身編

 

上半身の姿勢

腰を少し曲げて前かがみにします。すると目線が下がるので顔を上げて正面を見るようにしてください。
上半身は常にリラックスさせ、力が入らないようにしましょう。

 

腕・指の姿勢

腕は水平より高い位置をキープします。肘から先は垂直より少し傾ける(浅い八の字)。
肩に力が入らないようにしてください。

手は親指を軽く折って、手の甲側から見えないようにしてみましょう。
親指以外の指は伸ばして揃えます。

親指は軽く折り他の指は伸ばす

裏から親指が見えない

 

 

腕を動かしてみる

音楽のリズムに合わせて腕を右・左と前に出します。

手を下げる時は、肘を伸ばしきらないようにしましょう。まっすぐだとロボットのように見えてしまいます。
手は手刀(チョップ)のように縦にして下ろします。慣れないうちは手首や指は動かさなくても大丈夫です。

 

基礎練習を楽しく続けるために

基礎練習は実際に踊る練習に比べると地味で疲れるため、集中して続けるのが難しいです。
しかし、踊りの基礎を覚えたり体力をつけるため大事な練習です。
楽しく続けられるように色々と工夫をしてみてください!

  • 注意すべきポイントを思い出しながら練習
  • 鏡の前でフォームを確認(誰かに見て貰うのも良い)
  • 脚(腕)だけ動かしてみる
  • 腕や足を左右で比べてどちらもちゃんと動けているか?
  • 右の腕と脚、左の腕と脚がスムーズに連携しているか?

 

中級編

 

準備中

 

前進してみる

 

掛け声をより格好良く

発音の最初に小さい「ア」を入れると本物っぽい雰囲気が出ます。
「ァヤットサー」「ァヤットヤット」
自分から掛け声をかける際は右脚を動かすタイミングで声を出しましょう。